越戸の大山


 渥美半島で一番高い山。天気が良かったのできれいな海が見られると見越して出発。
 三河田原駅から市のコミュニティバス・ぐるりんバスに乗って赤羽根市民センターに降り立つ。国道42号線を歩いて道の駅あかばねロコステーションで一休み。

↑道の駅のテラスから大山を望む

 42号線に戻って西へ進む。「越戸運動広場」の看板で右折すると鳥居が現れる。ながーい石段を登ると村社白山比め神社(「め」は口へんに羊)が鎮座している。祭神はたぶん菊理媛神

 社務所の横から林道に入る。林道は石ころが多くて傾斜もかなりのものだった。とても一般車が登れる代物とは思えないので工事のためのものだろう。予想外な急勾配にもがき苦しみながら登って行くと、傾斜の緩くなったところに水場があった。ただ、水は溜まっているものの、近頃雨が降っていないせいか供給が完全にストップしており、あまりキレイそうではなかった。
 徐々に緩くなる傾斜にホッとしながら歩いて行くと大きなアンテナが見えて山頂に着いた。三角点の横には建設中の展望台*1がある(といっても土台すら未完成っぽい。あと二ヶ月で完成予定らしいが)。

 地上では風が強いこの地域にしては珍しくそよ風しか吹いていなかったが、山頂は北からの強風が吹き荒れていた。風を避けるために無線施設の影に入ると、太平洋、伊良湖岬志摩半島が綺麗に見えた。

↑南

↑南西(伊良湖岬・神島・志摩半島

↑北も少しだが見られる

 帰りは「大山古道」と書かれた看板に従って東側に降りた。行きの無機質な林道に比べると、こっちは木がトンネルを作っていて歩くのが楽しかった。シダ植物の群生地帯を抜けると一般道に出た。

 そこから歩いて、ロコステーションまで戻り、おみやげを買って市民センターに戻った。

↑ロコステーション前の海岸

【感想】
 帰りのバスの時間(最終)がギリギリだったので競歩のごとく早歩きで市民センターに向かったためだいぶ足にきた。どうでもいいが、おみやげに買った「ラー油入りたこの塩辛」はよく見たら南知多産だった。(修学旅行の際にディズニーランドで買ったクッキーが愛知産だったときの衝撃よりは幾分マシ)