新年初登り 三ヶ根山


ルートラボテスト


 実は違う所に行く予定だったが、タッチの差で電車に乗り遅れてしまい目的地を変更した。
 JR三ヶ根駅で下車し、そこから登山口まで歩いて行ったが、遠くて暇だった。登山者用の駐車場の隅で準備運動をしていると、下山してきたおじさんに話し掛けられた。駅から歩いて来たというと「若くていいねぇ〜」と感心された。
 おじさんと別れて登山道に入ると、いきなり登り堪えのある急斜面になった。ダウンが暑くて手に持って登って行くとスカイラインに出た。
 渡った先には三ヶ根観音がある。三ヶ根観音は奈良時代行基が開基したと伝えられている。お堂の周りにはたくさんの慰霊碑がある。
 登り始めたときは晴れていたが森を抜けると曇っていた。せっかく景勝地なのに残念。


↑近くにある見晴台から東の方向を望む(中央は三河大島)
 スカイラインに沿って進むと、ヤンキーの溜まり場になってそうな雰囲気の廃墟があった。

↑漫画に出てきそう

↑元は飲食店だったらしいが・・・

 さらにスカイライン沿いに進むと最高地点の電波塔群に着く。

 三河湾を眺めながら昼食をとって、殉国七士廟の近くのトイレに寄ってから下山する。スカイラインの歩道を進むとかんぽの宿三ヶ根に着いた。日帰り温泉(500円)に入って、再出発。

 スカイラインの料金所の分岐から林道に入って名鉄東幡豆駅を目指す。途中、「愛宕山まで100m」の標識があったので登ってみた。山頂の愛宕神社からは幡豆町が一望できる。

 舗装道に出てくねくねと下って行き、小高い所にある津島神社で参拝してから駅に向かった。


【感想】
 温泉があると聞いていたので、前々から来たいと思っていた山。昔はロープウェイなども設置されていて観光地として賑わっていたようだが、今は廃墟と化しているものが多かった。そういうのが好きな人にはおすすめスポットかも。初耳だったが、かんぽの宿の近くに「昭和神宮建設予定地」と書かれた看板がデカデカと掲げられていたのに驚いた。